MdN DTP入門シリーズ
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contents:§0 §1 §2 §3 §4 コラム
執筆者 制作スタッフ 書誌データ既刊:『DTPフォント入門』
DTPの諸問題は、もはやTipsでは解決しない!あなたが作ったデータが、あなたの手元を通ったデータが、
どこでどう扱われるのかを知って、トラブルを未然に防ぐのだ!
仕事としての出版系DTPを、企画・依頼の出発点から最終出力まで、
網羅的に解説する「DTPワークを楽にするための本」です。各§の最後には、その章の内容の「まとめ」つき。そこだけ読んでもためになる!
§0 Direction誰もが「次の人に渡すためのデータ」を作るのがDTPの現場 009
- 1 仕事の流れをつかむ――DTPに携わるすべての人のために 010
- DTP作業はバトンリレー 010
ワークフローを見直す 014
企画によって仕事の流れは変わる 018- 2 DTP以前の約束事――今も昔も同じ 022
- 最低限の約束と決め事 022
予算と日程=見積もりと進行表 024
書式は決まっているか 030
読者対象と文字づかい 032- 3 本当は誰に何を頼んだのか、何を頼まれたのか 036
- 仕事の流れをあらかじめイメージする 036
仕事のリスクを減らす安全策の取り方 042
納品手段の違いと注意点 044
プラットフォームを考えた圧縮方法を 048
起こりうるトラブルと日常の配慮 050
GO TOP§1 Text
文字原稿の作成と整理 055
- 1 編集者とライターのDTP作業 056
- DTPの全体像を知る必要性 056
編集者が最初にすること 060
文字原稿でもファイル形式が肝心 064
原稿の入稿方法を確認しよう 068- 2 原稿整理とテキストデータの洗浄 072
- 入稿データとプリント原稿は同じに 072
基本的な原稿整理をしっかりする 074
わかりやすい組版の指示をする 076
テキストデータとファイルの整理 078
テキストエディタ活用術 082
検索・置換を極めよう 084
最強の検索・置換ツール「マクロ」 086
GO TOP§2 Graphics
グラフィック原稿の作成と整理 091
- 1 グラフィック原稿の作成 092
- 図版・表組がある場合の役割分担 092
画像解像度の基礎知識 096
画像データ作成の基礎知識 100
Illustratorでの画像作成のポイント 104
共同作業でデータを作成する 108
アナログ原稿はアナログのまま渡す 112
ビジネス用アプリケーションのデータを入稿するときは 116- 2 グラフィック原稿の整理 120
- ファイルを渡すときと受け取ったとき 120
Macintoshのファイル情報 124
ビジネス用アプリケーションのデータを受け取ったときは 130
データ形式の統一 136
GO TOP§3 Pagination
ページデータの作成と整理 139
- 1 工程をもう一度チェックする 140
- 納品形式の確認をする 140
次工程を見据えたデータ作成 142
トラッピングのチェック 146
共同作業でデータを作成する 150
出力先を把握して入稿する 156
校正の5W1Hで、目的を明確にする 160- 2 データ作成上の制限を把握する 164
- 環境の確認(1)デバイス関係 164
環境の確認(2)約束事など 170
ページ物ならではのチェックポイント 174
環境の確認(3)アプリケーション 178
PDF出力は可能か 184
環境の確認(4)システム関係 186
データ流用―準備と実際 188
入稿データには最終見本を添付 192
最後の確認:出力先にデータを渡す 196- 3 ページレイアウトデータのブラッシュアップ 200
- プリフライトチェックの重要性 200
不適切なページデータの発見方法 204
出力側にわかりやすいデータ 210
フォント問題の解決法 214
不適切な画像ファイルの処理 218
QuarkXPressのバージョン違い 222
入稿直前の編集者チェックは有意義か? 226
GO TOP§4 Finishing
入稿されたデータのチェックと調整 231
- 1 出力側と制作側環境の確認――保有フォント・対応ソフトは大丈夫か? 232
- まず受け取った原稿の整理から 232
入稿データのプリフライトチェック 236
使用フォントの確認 242
色校正の目的と出力方法 248
どうしても出力できないときは 250- 2 出力現場でのデータ作成と調整 252
- レイアウトデータの確認と調整 252
画像のスキャニング 256
実画像データの処理 260
制作側と出力側のコミュニケーション 264
面付け作業時の確認 268
レジストレーションマークの確認 272
付 録 275
索 引 285
GO TOP[コラム]
- ギャランティと手間賃 027
読者にとっての実用性とクリエイティビティ 035
先割りレイアウトでの作業 039
「DTPはドコマデモナオセル」は本当か 041
迷ったときの頼りは企画書の指針 043
メディアについて考える 047
圧縮ファイルが開けない? 049
入力時に間違いやすい文字、使わない方がよい文字 067
数字・英字・カッコは表記のバラバラ御三家 075
アッと驚くテキストデータのいろいろ 079
正規表現って何? 087
中間ファイルを使った画像の入稿 095
画像合成を依頼するには 103
ヘアラインや細いアミ罫は消えてしまう 107
簡易スキャナの意外な利点 115
メディアの受け渡しのときはまずロックする 121
後送原稿やダミー原稿 123
データはどこに入っている? 127
Photoshopの保存時に注意するポイント 129
WindowsパソコンからMacintoshにデータを渡すには 131
スクリーンショットの撮り方あれこれ 135
受け取ったファイルを開いてはいけない場合 137
差し替え原稿は役に立たない? 145
入稿前の取り決めと打ち合わせ 155
「出力依頼書」は現場でどう使われているか 159
特別な仕様での出力 163
デバイス・インデペンデントの意味 169
2色は4色よりも簡単で安い!? 173
文字ボックスの指定によるオーバーフロー対策 181
デザインと組版のための役立ちツールと役立ちサイト 183
メディアの表面にテープ類を貼るのは禁物 199
QuarkXPressの出力ファイル収集 209
入稿データのスリム化――目的とポイント(1) 213
入稿データのスリム化――目的とポイント(2) 217
Illustrator上の不要なデータは入稿前に削除を 221
QuarkXPressの出力レポートの上手な使い方 235
Macintosh側にフォントがない?! ビットマップフォントの入手方法 243
フォントスーツケースだけで作業をしてはいけないときも 245
アプリケーションから欧文フォントを入手する 247
Adobe Illustrator 9.0のオーバープリントプレビュー機能 255
現場から最新情報を提供する 265
LaserWriter 7.xの意外な使い方 267
GO TOP諫山研一(いさやま けんいち)
1963年、神奈川県生まれ。
マスコミ業界のなんでも屋。コンピュータ使用歴は20年以上。本業はカメラマン兼デザイナー。本書では主にシステム、作業環境、ネットワーク環境に関する項目を執筆。
http://www.pastel.co.jp/
大橋幸二(おおはし こうじ)
1968年、東京都生まれ。
都内某所の自宅兼事務所で細々とフリーランスのグラフィックデザイナーをしている。DTPに出会ったのは8年くらい前。気が付いたら独立していたらしい。本書では§2と§3後半を執筆。
http://www.dtp.il24.net/tubo/
小國文男(おぐに ふみお)
1959年、京都府生まれ。
経理関係の仕事を経て1993年よりフリーでライター&編集者&オペレーター。DTP歴は6年余。主に書籍、広報紙類のほかWeb ページの制作も。本書では§1を執筆。
http://village.infoweb.ne.jp/~fwbc3841/
亀尾 敦(かめお あつし)
1960年、青森県生まれ。
フリーライター・編集者。会社員時代、PowerMacの登場とともにDTPに触れ、以来、企画から制作までMacintoshとDTPの辛酸をなめ続けている。本書の企画・構成、§0の執筆を担当。
http://www.ne.jp/asahi/macrosoft/main/DCL/
川崎 勉(かわさき つとむ)
1964年、福岡県生まれ。
編集・ライター業などで日銭を稼ぎつつ、ときどき思い出したようにDTPにかかわる。本書ではビジネス用アプリケーションに関する項目を担当。
http://www.replies.co.jp/dtp/
佐々木 剛(ささき たかし)
1969年、東京都生まれ。
都内にてプリプレスコンサルティング会社を主宰。もと印刷会社の営業マンで、8年前にDTPと出会う。以来、オペレータと営業マンの二足のわらじを履き、2年前に独立する。本書では主に§3と§4を執筆。
難波 義昭(なんば よしあき)
1965年、新潟県生まれ。
主にアダルト系の雑誌、書籍、ビデオパッケージなどのデザインをしている。独立後12年、DTP歴3年。AppleScriptでQuark XPress、Jeditなどを操る。本書では主に§2、§3とマクロ・AppleScript関連を執筆。
http://member.nifty.ne.jp/why_to_room/
柳田 薫(やなぎだ かおる)
1972年 千葉県生まれ。
9年前にDTPと出会う。出力のプロフェッショナルで、日夜PostScriptエラーと格闘中。母国語はPostScriptのバイリンガル。最近の悩みはハードの流れが早く、ついていけないこと。好きな言葉は「キーディスク」。主に§3、§4のコラムを執筆。
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- 執筆
- 諫山研一、大橋幸二、小國文男、亀尾 敦、川崎 勉、佐々木剛、難波義昭、柳田薫
- 企画・編集
- 亀尾 敦(DCL)
- 編集協力
- 木住野訓男、富永雅弘、川村公一、中澤ゆきら、オフィスM、佐藤貴(サンブレーン)、岡崎陽子(サンブレーン)
- DTP・制作
- 株式会社サンブレーン、李琳
- イラスト
- みなみのなおこ(オフィスルナ)
- 装幀
- 川上博士事務所
- 協力
- 株式会社ルナテック
欧文印刷株式会社
フワデザインオフィス
データ入稿「困ったちゃん」プロジェクト(DTP原稿データ入稿Q&A:http://ha3.seikyou.ne.jp/home/ogn/project/)
- 編集
- MdN書籍編集部 編集長・野口理佳、編集部・吉田彰夫
GO TOP書名:DTPワークフロー入門
2000年11月11日 初版第1刷発行
発行・編集人 藤岡 功
発行 株式会社エムディエヌコーポレーション
http://www.MdN.co.jp/
発売 株式会社インプレスコミュニケーションズ
http://www.impress.co.jp/
印刷・製本 株式会社ルナテック定価(本体2,800円+税)
判型:B5変型判(232×182mm)
ISBN4-8443-5571-6
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